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​パネル洗浄

パネル洗浄について​

ソーラーパネルには土埃・花粉・黄砂・鳥の糞などの汚れが付着すると発電量が低下し本来のポテンシャルが発揮できません。そして汚れは長年の歳月によりどんどん落ちにくくなります。​

20年の買取価格期間中最良な発電状態での維持管理、更にはパネル寿命は30~40年以上とも言われFIT終了後も長期間最も良い発電状態で維持管理するために4~7年に一度程度の洗浄をお勧めいたします。​

​洗浄前
​洗浄後
専用洗浄剤使用​

※パネル角度が30度以上の場合は洗浄の効果が薄く必要性が低くなります。​

※木の樹液等非常に頑固な汚れもあり全ての汚れが完璧に取れるわけではありませんが、回転ブラシ型洗浄機と洗浄剤を利用して現状で取れ得る最大の効果は発揮できます。

パネル洗浄を行うメリット​

太陽光パネルの設置場所や環境により異なりますが、経年によるパネルの汚れは発電性能の低下や故障につながる場合があり、パネル洗浄にはさまざまなメリットが期待できます。メンテナンスフリーと言われた時期からメンテナンスの見極め。​

◆発電効率回復◆

パネルは土埃・花粉・黄砂等の堆積物から鳥の糞や落ち葉など、様々な要因で汚れていきます。放置すると期待発電量が得られません。パネル洗浄により汚れを除去し発電効率を回復させることで、売電収入のアップや発電事業の安定化が期待できます。​

◆故障リスクの軽減◆

長期間パネル汚れを放置していると「ホットスポット」と呼ばれるパネルの一部が高温になる事象が発生します。ホットスポットはその部分が発電しないだけではなく、同じラインに接続されている太陽光パネル全体の発電を阻害し、発電機能が著しく低下してしまうおそれがあります。​

◆長期運用で発電能力の最大化◆

売電方法の多様化と(※1)電力需要の増加、電気料金の上昇等電気の価値は年々高まっており、発電事業者にとっては有利な状況と言えます。​

ソーラーパネルの寿命参照よりFIT終了後(※2)である20年以降の買取時期に焦点を合わせ、そこからが最も大切な運用期間と考えております。​

投資回収が終わり売電単価の下がるその時期にポテンシャルを最大化させる事が重要であり、その為にパネル洗浄は発電効率を維持する上で重要な将来への投資と考えております。​

※1、2019年(買取単価14円)以降単価の下落(2024年の買取価格10円)の上、低圧太陽光は自家消費30%以上と厳しい条件が加わり新規産業用太陽光の採算性が困難に、代わりに電気代の上昇で工場やドラッグストアなどの自家消費型太陽光の増加、ソーラーシェアリング(営農型太陽光)の規制緩和(2018年に一時転用許可期間が3年から10年へ)による増加、そして2022年度からはFIT(固定買取価格制度)からFIP制度(市場変動型)が開始、現在は野立てでも非FIT(NonFIT、中部エリアで変動単価12円)が盛んになりつつあり、発電所の形態、売電方法の多様化により選択肢が増え発電事業者にとっては優位になりつつある状況です。​

※2、資源エネルギー庁よりFIT終了後は発電事業者と電気事業者との合意により買取価格(売電価格)を決める事となっております。​

ソーラーパネル洗浄の必要性

よくメンテナンスフリーといわれる太陽光発電システム。しかし、実際には経年による劣化や環境などさまざまな変化が起きるため、きちんとメンテナンスを行わないと安定した発電の妨げとなります。そのため、寿命が長いといわれる太陽光発電システムといえども、定期的なメンテナンスが必要です。​

ソーラーパネルの寿命

メーカーの出している保証期間の多くが25年の出力保証は80~85%と言う数値が多く見られます。​

現在は30年以上87.4%等の保証を付けるメーカーも出てきており、年々品質が向上してきているのが伺えます。​

では実際の寿命はどうでしょう?メーカーは20年以上と言ったり30年以上と言ったり答えが様々なので実際のデータで見てみましょう。​

ソーラーパネルの寿命参照」のパネル寿命データより長期間かつ高効率を持続しながら発電し続ける事が予想されます。​

それではFIT終了後にはどうなってしまうのでしょう?​

資源エネルギー庁のホームページでは以下のように説明されていました。​

「国による価格の規制が終了しますので、買取期間の終了後又は終了が近づいた時点で、発電事業者と電気事業者との合意により買取価格(売電価格)を決めて頂くことになります。」​

 

つまり、合意により買取をしてもらう事は可能と言う事と、実際今現在家庭用の買取期間が終了した後、中部電力が1kw当たり現金で7円、電気代相殺で8円での買取となっています。他にも買取を行っている電力会社は多数存在し、多くが8~11円となっているようです。​

今後電気代の上昇とともに電気自動車等の電力需要の増加が見込まれており、電気のニーズは高まっていきボリュームのある産業用太陽光​発電向けに各電力会社から様々なプランが出てくる可能性は十分考えられます。​

そうなれば初期投資の回収の終わった発電所となるので、パワコン等の交換部品がでてくるにしても下がった買取単価でも運営していくことは十分可能と考えております。​

※資源エネルギー庁(以下、エネ庁)は2022年4月1日「再エネ設備の廃棄等費用の積立制度」が設立され太陽光発電システム事業における廃棄等費用の積み立てが義務化されました。これは運用が終わった後に撤去せず放置し有害物質を多く含むソーラーパネルの不法投棄が乱立するのではと言う懸念が高まった事が背景です。決して撤去しなければならないと言う事ではなく、卒FIT後もメンテナンスをしながら継続して事業を続ける事も可能です。​

長期運用する上でも発電する上で最も重要な「ソーラーパネル」をよりよい状態で維持する上で洗浄はかかせないと考えました。​

設置された太陽電池モジュール(ソーラーパネル)に、花粉や黄砂、鳥の糞などの汚れが付着すると、発電効率が低下するだけでなく、ソーラーパネルのホットスポット現象での発熱など思わぬ事故に繋がる可能性もあります。​

※ホットスポット現象=落ち葉、埃、コケ等何らかの物質で影となり、長期間その状態が続くと光の遮蔽された部分の太陽電池のセルが局所的に発熱し高温となって特性が低下したりセル破損したりする現象。​

以上より、太陽光発電は20年後も運用される可能性が極めて高いと感じFIT終了後もよりよい状態で発電所を運営するためにパネル洗浄が必要と感じたので​

メンテナンスの一環として取り入れる事と致しました。​

ケルヒャー iSolar800の導入の背景​

スポンジ:

スポンジでこする方法は、パネルを傷つける恐れは少ないですが、多くの枚数を洗浄するには膨大な手間と時間が掛かります。​

モップ洗浄:

手作業となるため多くの人手が必要となり汚れが取れにくく、段数の多いパネルではパネルに乗っての作業となるためパネル​を痛める恐れがあり家庭用の発電所向けとなります。

掃除ロボット:

作業性が低く10㎜以上の突起物があると乗り越えられません。そして多大な時間を必要とし更にほぼ水を使わない洗浄で汚​れが取れにくくそれほど普及しませんでした。​

取付移動型パネル洗浄機:

導入費用は高いが作業効率的に非常に良い商品だと思いますが、国内最大手のPV〇〇の機材を担当者に確認し​た結果、重度の汚れは取り切れないので回転ブラシを使用するとの事。つまり除去率は劣るが大容量向けでメガソーラー等​大容量の発電所を多く洗浄する場合には有効で、低圧、高圧発電所クラスにはそれほど向いていないと判断いたしました。​

回転ブラシ型洗浄機は半自動となり、自動で回転はするが人力で移動や伸縮が必要で作業性は低圧太陽光から高圧太陽光が適してるとされています。iSolarを使った洗浄方法は水を送り出す装置として高圧洗浄機を使いますが、従来型の汚れに水圧を当てて落とすという原理ではなく、棒状の部材に円盤状のブラシをつけて洗浄するので、人手で水を流しながらスポンジでこする方法に近い仕上がりになっております。 ​

ただ低圧太陽光でも2~3tの大量の水を必要とするので準備がかかり、より小規模(0~20kw)な太陽光には採算性が厳しく、逆にメガクラスの大規模な太陽光では期間がかかるという問題が発生いたします。​

以上より全てに万能な洗浄機はないが、性能、洗浄効果、作業性等バランスよく優れていて30kw~低圧~高圧~1000kw中規模の太陽光に適しているのは回転ブラシ型と判断致しました。今最も主流の洗浄法というのも強みの一つです。​

回転ブラシの中でも信頼性の高い世界最大手のケルヒャーiSolar800の導入と致しました。​

スポンジ等、手洗浄​

モップ、ブラシ洗浄​

手作業​

清掃ロボット​

取付移動型パネル洗浄機​

導入機器​

回転ブラシ型洗浄機​

ケルヒャー iSolar800の製品紹介​

ケルヒャー iSolar800の洗浄作業​

洗浄機​

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洗浄剤 iSolarクリーナー​

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ランスを伸ばした状態​

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回転ブラシiSolar800​

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洗浄中

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ランスを伸ばした状態​

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水2t​

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洗浄中

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回転ブラシを裏返し水の出方​

出口のノズルは低圧​

洗浄の技術専門員が担当いたします。​

洗浄技術をもった専門員が専用機器を使用してパネル表面を洗浄いたします。ソーラーパネルを本来のポテンシャルに戻し、土埃、花粉、黄砂等の堆積物から鳥の糞や落ち葉等の固形物まであらゆる汚れを取り除けます。​

※樹液ニス等除去に難しい汚れもあります。汚れが多くみられるパネルの一例で、変化が見られにくいパネルもあります。​

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洗浄はソーラーパネル専用洗浄剤を使用し、汚れを落とし易くし更に親水性のため水分自体もパネルに残りにくくなります。また、画像の通り本体ブラシから出る水は低圧なのでパネルを痛めません。​

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洗浄後のソーラーパネルは本来のポテンシャルを取り戻します。​

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料金表(野立設置発電所)

価格例​

パネル洗浄基本料金50,000(税別)​

+​

パネル1㎡当たり200円(税別)​

パネル容量80kw(1枚300w×266枚)​

パネルサイズ1650×990mm=1.63㎡​

1.63㎡×266枚=433㎡​

433㎡×㎡単価200円=86600円​

基本料50000+86600=136600(税別)​

以下の条件を満たしていない場合、割増料金の発生または洗浄できない場合がございます。​

※現地確認必須 2tトラック横付け 4段20度以下 通路幅1~2m​

※蒲郡市から25㎞迄、以降1㎞毎600円加算 ​

※ 4段20度以上は割増となります。​

※夏場は草刈り作業が集中するため秋~冬場での作業となります。​

※純粋使用の場合は㎡100円加算となり、水道水で洗浄後に純粋で洗い流します。​

※アレイ間の通路幅が1m以内の場合は作業ができない事があります。​

※トラックからパネルまでの距離が遠い場合は作業ができない事があります。​

※工場や倉庫屋根の洗浄については別途お見積りとなります。​

©︎2025 ひまわりソーラー inc.

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